中日、チグハグな試合運びで開幕3連戦2敗1分け…リクエスト権利は初回で消滅

○ ヤクルト 5 - 2 中日 ●
<3回戦・神宮>

中日の今季初勝利はまたしてもお預け。ヤクルトとの開幕3連戦は2敗1分けに終わった。

初回からつまずいた。先発のメヒアは初回、一死から2番・西川に高く弾んだ二ゴロを許すと、待って処理した二塁・田中の一塁送球はセーフ判定。立浪監督はリクエストを要求したが判定は覆らなかった。

さらに一死一、二塁となり、4番・村上の一ゴロを一塁・中田が捕球し、ベースカバーに入ったメヒアにトス。これも一塁の判定はセーフとなり、立浪監督は再びリクエストしたが判定は変わらず。2連続のリクエスト失敗で早くも権利を使い切ってしまった。メヒアはそのあと2本の適時打を浴び初回から3失点。苦しい立ち上がりとなった。

攻撃陣は3点を追う3回表、4番・中田が2号ソロを左翼席へ運ぶも、直後にメヒアがソロ本塁打を浴び再び3点差。6回表は先頭からの3連打で無死満塁の好機を作ったが、この日は3番で起用された細川が併殺に倒れ反撃は1点止まりだった。

29日の開幕戦と30日の第2戦は7回までリードを奪うも、2試合とも8回に失点し逃げ切り失敗。開幕からチグハグな試合運びが続き、立浪体制では3年連続となる開幕カード負け越しスタートとなってしまった。

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