ルートンに所属する橋岡大樹は3月30日、プレミアリーグ第30節のトッテナム戦で後半から途中出場した。チームは終盤の失点で1-2と敗れている。
冬に加入し、3月に入ってプレミアリーグデビューを果たした橋岡は、3試合目のボーンマス戦で3失点に絡んで途中交代。前半に3点をあげてリードしていたチームが逆転負けしたこともあり、厳しい評価を受けた。
続く16日のノッティンガム・フォレスト戦で出番がなかった橋岡は、アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムとの一戦でもベンチスタート。だが、1点リードで迎えた後半頭から、リース・バークと代わってピッチに立つ。51分にチームが同点弾を許したなか、橋岡は強豪相手に粘り強く守る。
だが86分、ルートンはティモ・ヴェルナーのクロスを、橋岡の前に入ったブレナン・ジョンソンにつながれると、最後はフリーとなっていたソン・フンミンに勝ち越し点を献上。土壇場の失点でポイントを落とすことになった。
【動画】橋岡の決死のブロックも及ばず…ソン・フンミンの逆転ゴール
『90min』は採点記事で橋岡に6点をつけ、「最後の挫折までは大半にわたって活気を出して守っていた」と評価。また、寸評はないが、英衛星放送『Sky Sports』や『Daily Mail』紙も6点をつけている。
同日の試合でノッティンガム・フォレストが引き分けたため、ポイント数で並ばれたルートン。厳しい残留争いが続くなか、橋岡はチームとクラブを救う貢献ができるか。ルートンは4月3日の次節で冨安健洋が所属するアーセナルと敵地で対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部