「京都きっず」7期生9人が修了 京都府のジュニア選手発掘プロジェクト フェンシングなど3競技

「京都きっず」の修了証を受け取る7期生(京都市上京区)

 ジュニア選手を発掘、育成する京都府教育委員会のプロジェクト「京都きっず」で、7期生の修了証授与式がこのほど、京都市上京区で開催された。中学3年生9人が、フェンシングやカヌー、バドミントンに取り組んだ6年間を振り返り、さらなる飛躍を誓った。

 7期生は、フェンシングの今井くるみ(長岡第四)今村文音(長岡第四)後藤千夏(西ノ岡)白石宇香(長岡第三)、カヌーの橘夏実(瑞穂)丸山ゆめ(加悦)本井花歩(網野)、バドミントンの向柊平(桂)森鈴春(久御山)。131人の応募からオーディションを経て選抜され、小学4年からトレーニングを続けてきた。全国中学大会に出場するなど活躍している。

 修了証を受け取った選手たちは、1人ずつ決意を表明した。出席した競技関係者や保護者らを前に、「悔しい思いもたくさんしたけど、素晴らしい仲間と出会えた」「挑戦することの楽しさを知った」「お世話になった人たちに良い報告ができるように頑張りたい」などと語った。

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