有吉佐和子著、文春文庫『青い壺』50万部突破

和歌山市出身の作家、有吉佐和子(ありよし・さわこ)の小説『青い壺』の文春文庫版が、累計販売部数・50万部を突破しました。文藝春秋がこのほど発表しました。

有吉佐和子著『青い壺』は、単行本が1977年に発売され、文庫の新装版は2011年に刊行されました。

文藝春秋によりますと、去年(2023年)、作家の原田ひ香(はらだ・ひか)さんの推薦コメントや、朝日新聞の読書面「売れてる本」で取り上げられたことが追い風となり、再びブレイクし、今年に入っても売れ行きが好調で、このほど、ついに大台の50万部を突破したということです。

文春文庫版、有吉佐和子著『青い壺』は、税込み781円で、全国の書店などで販売されています。

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