重岡銀次朗が防衛、兄は失敗 ボクシング世界ミニマム級

1回、ジェイク・アンパロ(左)を攻める重岡銀次朗=名古屋国際会議場

 ボクシングのミニマム級ダブル世界戦は31日、名古屋国際会議場で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が同級6位のジェイク・アンパロ(フィリピン)に2回1分15秒、左ボディーでKO勝ちし、2度目の防衛を果たした。

 兄の世界ボクシング評議会(WBC)王者、重岡優大(ワタナベ)は元世界王者で同級6位のメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に1―2で判定負けし、2度目の防衛に失敗した。

 戦績は重岡銀が11勝(9KO)1無効試合。アンパロは14勝(3KO)6敗1分け。重岡優は8勝(5KO)1敗。ジェルサエムは22勝(12KO)3敗。

メルビン・ジェルサエム(左)に判定で敗れた重岡優大。2度目の防衛に失敗=名古屋国際会議場

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