奈良市の大和文華館では、文字をテーマにした特別展が開かれています。
国宝の経典に書かれた文字は蓮の絵と一体で、一文字一文字が仏として認識されるといいます。
特別展では、万葉集の歌を漢字とかなでしたためたものや、戦国武将・松永久秀や豊臣秀吉の書簡など、奈良時代から近代までの経典や文学、手紙を通して、情報を伝える実用性や芸術的な側面など、担った役割を紐解きながら美しい文字の世界を紹介しています。
この特別展は4月7日まで開かれています。
また、大和文華館の敷地内では、大きなしだれ桜「三春滝桜」が見ごろを迎えています。
例年より開花が遅れたといいますが、白やピンクの花が咲き誇り、訪れた人がカメラに収めていました。
あと数日は見ごろが続くということです。(*記事は3月31日時点の内容です)