上海市とBRICSの貿易額、1~2月は3割増

上海市とBRICSの貿易額、1~2月は3割増

上海市で製造され、BRICSへ輸出される太陽光発電製品。(資料写真、上海=新華社配信)

 【新華社上海3月31日】中国の上海税関が26日に発表した上海市とブラジル、ロシア、インドなどBRICS諸国との1~2月の貿易額は前年同期比31.8%増の740億7千万元(1元=約21円)となった。

 うち、上海税関管轄下の洋山税関がコンテナで通関した鉱産物は3.7倍の2万4千トン、総額は4.5倍の4800万元だった。

 上海市奉賢総合保税区にある太陽光パネル大手、晶澳太陽能科技(JAソーラー・テクノロジー)は1~2月、太陽光パネル13万2千枚をブラジルや南アフリカなどのBRICS諸国に輸出。2023年にBRICSへ輸出した太陽電池モジュールは120万枚余り、約8億元に上った。(記者/呉宇)

© 新華社