2023年度日本フラッグフットボール選手権 男子は市川、女子は千里山が優勝

日本アメリカンフットボール協会提供

2028年ロサンゼルス五輪の追加競技

2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として実施される「フラッグフットボール」の2023年度日本選手権決勝が3月31日に富士通スタジアム川崎で行われ、男子はリバーサイドギャンブラーズ市川(南関東)が北大阪ハスキーズ(関西)を37-6で破り、2021年度に現行の大会方式となってから初優勝を果たした。

3位決定戦は名古屋シルバーサイクロンズ(東海)が38-18でマッスル糸島(九州)に勝利。5位決定戦は栃木アウルズ(北関東)が22-21でこうニャンズ(東北)を、7位決定戦では沖縄クリムゾンファングス(沖縄)が41-6で岡山ジャックラビッツ(中四国)を下した。

女子は千里山ブラックジャガーズレディース(関西)が、連覇を目指したBlue Roses(南関東)を最終プレーで25-19と逆転し、初優勝した。

日本アメリカンフットボール協会提供

3位決定戦は東海トルペードス(東海)が27-19でくらしき作陽大学Wisteria(中四国)を下した。

アメリカンフットボールを起源とするフラッグフットボールは、タックルの代わりに選手の両腰につけた「フラッグ」を取る。パスやランでタッチダウンを狙うが、アメフトのような激しい接触プレーはなく安全なため女性にも普及。アメリカでは知らない人がいないとも言われ、競技人口は約2000万人とされている。



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