2023-24シーズンも終盤に差し掛かっており、ヨーロッパ各国で白熱したタイトル争いが繰り広げられている。
一方2部リーグもまた来季に向けた激しい昇格争いなど佳境を迎えており、見どころは多い。
今回はそんなヨーロッパの2部リーグで活躍している選手を見ていきたい。
ゴティエ・エイン
所属クラブ:オセール(フランス)
フランスのオセールでプレーする小柄なウィンガー、ゴティエ・エイン。
卓球の才能にも恵まれていたという変わり種で、少年時代にはフランスで全国優勝を果たしたこともあったそう。
サッカー選手としてはメスのアカデミーでプレー。ただトップチームではそれほど結果を残せず、2020年にオセールへ移籍した。
昨季はリーグアンで2ゴールを挙げるにとどまったが、今季はここまでリーグで9ゴール10アシストと首位を走るチームを牽引している。
マーティン・ブレイスウェイト
所属クラブ:エスパニョール(スペイン)
デンマーク出身のストライカー、ブレイスウェイト。
かつてはトゥールーズのエースとして活躍し、2018年からはレガネスでプレー。2019-20シーズン途中の移籍期間外にバルセロナへ電撃加入し、話題となった。
昨季からはライバルクラブであるエスパニョールへ移籍。チームは降格したが、リーガではキャリアハイとなる10ゴールをマークした。
迎えた今季はセグンダでここまで18ゴールと、プリメイラ復帰を目指すチームで頼れるベテランとして躍動している。
ジョルジニオ・リュテール
所属クラブ:リーズ(イングランド)
リーズの若手アタッカーであるリュテールはフランス出身であり、レンヌで育成された選手である。
レンヌのトップチームではほとんどプレーせず、2021年の冬にホッフェンハイムへ加入。昨季途中にはリーズへ高額移籍を果たした。
ただプレミアリーグでは即戦力としてインパクトを残せず。チームも2部チャンピオンシップ降格という結果に終わった。
今季はその2部でここまで二桁アシストをマークするなど好調を維持。リーズはリーグ首位に立っており、一年でのプレミア復帰が迫っている。
アレッサンドロ・チルカティ
所属クラブ:パルマ(イタリア)
2021年以来となるセリエA復帰が近づいている名門パルマは、若いタレントの活躍が目覚ましい。
20歳のDFチルカティもその一人。イタリアで生まれたが、プロサッカー選手だった父親の移籍に伴いオーストラリアで育ったという選手である。
2021年に出身地のクラブであるパルマへ加入し、今季から主力に定着。ユースではイタリア代表にも招集されたが、昨年10月に行われた親善試合ではオーストラリアA代表デビューを飾っている。
ジャン・ウズン
所属クラブ:ニュルンベルク(ドイツ)
トルコの新星、ジャン・ウズン。ドイツで生まれ育ち、下部組織からニュルンベルクでプレーしている選手である。
昨季にトップチームデビューを果たしたばかりだが、今季は18歳にして既にブンデス2部で13ゴールをマーク。早くもエース級の存在となった。
今月にはトルコA代表デビューも果たしており、今季はここまで絶好調なシーズンとなっている。
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ニュルンベルクは現在リーグ10位だが、個人としてはそう遠くないうちにドイツ1部でプレーすることになるはずだ。