6歳児に“家賃”を請求したママ、一部からの批判に反論。その理由は…

お金にまつわる情報を発信するママインフルエンサーの投稿が、ネットで議論を呼んでいます。

動画 はこれまでに、600万回近く再生されています。

その動画がこちら👇

3児の母サマンサ・バードさんは、動画の中でこのように語っています。

「うちの子どもたちには、家賃や光熱費を請求しています」

「子どもたちには毎週6ドルのお小遣いをあげています。そのうちの1ドルは家賃、1ドルは食費、1ドルは公共料金として、家に入れてもらっています」

「毎月初めに、固定費の支払い以外の出費や自分の予算を確認、分析してもらいます。この作業は、毎月の支払いのあとすぐに行われます」

メトロ 紙によれば、サマンサさんの子どもたちの年齢は、それぞれ6歳、8歳、9歳。彼らは家事をする対価として、お金をもらうことができるといいます。

動画は、ネット上で多くの称賛を集めました。

💬「お金について幼少期から教えるのは、とても賢い考え」

💬「良いアイデアだと思う。もっと言えば、子どもたちのために、金融プログラムを作ってあげてもいいと思う」

💬「金融リテラシーは、必要な学びだと思う。この年齢から『お金の価値』を理解できるのは、正直アドバンテージでしかない」

💬「アンチども、いいかい?この両親は、子どもたちに毎月6ドル支給するわけ。決して子どもたちのポケットマネーではないという学びなんだよ!私だったら、親からこういうことを学びたかったって思うよ!!」

サマンサさんの方針に肯定的な意見が上がる一方で、「子どもにはまだ早すぎる」「子どもは子どもらしくいればいい」など、否定的なコメントも寄せられたそう。

ネットでの反響を受け、サマンサさんは続きの動画も投稿しました。サマンサさんは、金融教育を始めた経緯を説明します。

Instagram: @samanthabirdshiloh

サマンサさんの家族写真

「なぜ家賃や光熱費を請求するのか。それは子どもたちに、お金の自己管理を知ってほしいからです。そして、経済的な目標がありながら、出費を管理する方法を知ってほしいから」

「お金の管理は、大人になったら必要不可欠なスキルであり、彼らには今のうちから理解してほしいんです」

「夫と私は多額の借金をかかえ、経済的に健全ではありませんでした。経済的に豊かな生活を整え、借金地獄から抜け出すのに何年もかかりました」

「このような経験があるからこそ、子どもたちにはできるだけお金で苦しんでほしくないんです」

経済メディアMarket Watchの取材に対し、子どもたちには就学前からすでに金融教育をしていたと明かしたサマンサさん。

Instagram: @samanthabirdshiloh

ファイナンシャルプランニングと心理療法に詳しい専門家は、サマンサさんを高く評価しています。

「金融教育は、計算スキルを養い、請求書の支払いや、残った収入で金銭的に大きな決断を下すことについて、親子で会話をするきっかけにもなる」

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