激やせで米国から帰郷したパンダ「ヤーヤー」が目に見えて太る―中国

米国の動物園で20年間飼育され、昨年4月末にやせ細った姿で中国に帰郷した雌のジャイアントパンダ「ヤーヤー(中国名:丫丫)」が、帰郷して1年となるのを前に「目に見えて太った」と報じられた。

米国の動物園で20年間飼育され、昨年4月末にやせ細った姿で中国に帰郷した雌のジャイアントパンダ「ヤーヤー(中国名:丫丫)」が、帰郷して1年となるのを前に「目に見えて太った」と報じられた。

ヤーヤーは2003年4月、米中共同のパンダ保護研究計画の一環として、雄のパンダと共に米国に貸与されてテネシー州の動物園で飼育されてきた。動物愛護団体から「不適切な扱いを受けている」と指摘される中、雄のパンダは昨年2月に死んだ。ヤーヤーは、衰弱してやせ細った姿が動画や写真で拡散し中国国内で懸念が広がる中、昨年4月27日に帰郷。隔離期間を終えて北京の動物園で飼育されている。

中国メディアの中国新聞網が31日、ヤーヤーについて「帰国して間もなく1年となるのを前に、目に見えて太った」などと動画で紹介すると、SNS上では「見違えるくらいすっかり変わったね」「やはりふるさとが良いよね」「本当に良かった」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

© 株式会社 Record China