カンボジアの2024年１～２月の貿易総額は前年同期比19.2％増の81億2,061万米ドル（約１兆2,300億円）だった。
関税消費税総局（ＧＤＣＥ）によると、輸出が同22.7％増の39億8,548万米ドル、輸入が16.1％増の41億3,513万米ドルだった。貿易収支は１億4,964万米ドルの赤字。赤字幅は約半分に縮小した。
最大の貿易相手国は中国で、貿易額は29.0％増の21億9,915万米ドル。内訳は、輸出が15.0％増の２億2,775万米ドル、輸入が30.8％増の19億7,140万米ドルだった。
２位のベトナムは総額が30.4％増の14億1,426万米ドル。輸出が63.2％増の８億160万米ドル、輸入が3.2％増の６億1,266万米ドルだった。３位は米国で、総額が14.0％増の13億3,270万米ドル、輸出が14.8％増の12億9,648万米ドル、輸入は7.3％減の3,622万米ドルだった。
輸出総額を品目別で見ると、金額の上位10品目のうちマイナスだったのは４番目の電気機械・装置のみだった。輸出額では、首位の編み物系衣類が24.5％増の８億4,241万米ドル、２位の非編み物系衣類が29.7％増の５億2,730万米ドル、３位の穀類が40.3％増の４億3,764万米ドルなどとなった。
