アーセナル、マンCとの白熱大一番はスコアレスドロー。リバプールに首位の座を明け渡す。冨安健洋は3か月ぶりに出場

現地時間3月31日に開催されたプレミアリーグ第30節で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルは、勝点1差で3位のマンチェスター・シティと敵地で対戦。ふくらはぎの問題を考慮され、3月の日本代表招集は見送られた冨安はベンチスタートとなった。

リーグ戦8連勝中のアーセナルは開始7分、ホワイトのクロスに反応したガブリエウ・ジェズスが、胸トラップから右足を一閃。しかし、枠の左に外れる。

元シティのG・ジェズスはさらに31分、今度はキビオルの落としからシュートを放つも、またも枠を捉えきれない。

ボール支配率は30%を割りながら、シティと同じ4本のシュートを放ったなか、前半はゴールを奪えず。スコアレスで折り返すと、52分にG・ジェズスが三度チャンスを迎える。

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ショートカウンターから、ペナルティエリア右を攻略したサカのラストパスに反応。触れば1点という状況で必死に足を伸ばすが、ブラジル代表FWは惜しくもボールに触れず、絶好機を逃す。

60分過ぎには両軍が2枚替え。シティがグリーリッシュとドク、アーセナルが冨安とトーマスを送り込む。

キビオルと代わった日本代表DFはそのまま左SBへ。アーセナルでのプレーは大晦日に行なわれた20節のフルアム戦以来、ちょうど3か月ぶりとなった。

その後もハイインテンシティの白熱の攻防が続くなか、84分には冨安のクリアミスで与えたCKから大ピンチを迎えるも、ハーランドの空振りに助けられる。

大注目の首位攻防戦は結局、スコアレスドローでタイムアップ。勝点1を分け合った結果、2時間半前にブライトンに逆転勝利したリバプールに、首位の座を明け渡した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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