1~2月の外資系企業設立35%増

中国商務部のデータによると、今年1月から2月に全国で新たに設立された外資系企業は7160社、前年同期比34.9%増加した。また、外資の実質利用額は2150.9億元、前年同期比19.9%減少した。前の1~2月の実質外資利用額は去年の規模の変動と構造の最適化の特徴を継続した。規模から見ると、去年1月と2月の実質外資利用規模は過去最高の2684億4000万元に達した。今年は下がったものの、ここ10年で3番目の高さとなっている。

構造から見ると、1~2月にハイテク産業で新設された外資系企業は前年同期比32.2%増の1865社となり、実質外資利用額は714.4億元で、全国の実質外資利用額の33.2%を占め、前年同期比1.2%増加した。このうち、ハイテク製造業の実質外資利用額は282.7億元で、前年同期比10.1%増加した。中国が持続的に経済の質の高い発展を推進するにつれて、外資の中国における投資が絶えずモデル転換とアップグレードしていることが十分に証明されている。

投資源から見ると、一部の先進経済国の対中投資は急速に増えている。1~2月の実質対中投資は、フランスが585.8%増、スペインが399.3%増、オーストラリアが144.5%増、ドイツが19.8%増だった。商務部外資局の担当官は、外国人投資は市場の行為であり、データの変動は正常な現象で、市場ルールに合致していると述べた。現在、中国の長期的に良い経済の基礎的条件は変わっておらず、外資誘致に有利な要素は依然として不利な要素より大きいため、中国投資の見通しは明るいのである。

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