タイ、日本・中国への輸出落ち込む

タイ商務省は3月26日、2月は輸出が増加し、これで7カ月連続で前年同月比増となったと発表した。ただ、中国と日本への輸出が落ち込んでおり、アナリストの予想を下回る成長率だった。2月の輸出は前年同月比で3.6%増、前月比では3.25%増加した。キラティ商務事務次官は、「経済の重要指標である輸出はこの先数カ月は成長するだろうが、比較対象となる前年同月の輸出が堅調だったため3月の成長率には不安がある」と述べている。タイからの輸出は昨年1%減少したが、商務省では今年は1~2%成長するものと見込んでいる。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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