アーセナル冨安健洋、ついに2024年初出場でマンC完封に貢献!大一番での現地評価は?「ドクの脅威をほとんど消したが…」

現地時間3月31日に開催されたプレミアリーグ第30節で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルは、勝点1差で3位のマンチェスター・シティと敵地で対戦。互いにチャンスを作りながらゴールを奪えず、スコアレスドローで終わり、リバプールに首位の座を明け渡した。

冨安は66分の最初の交代で送り込まれ、アジアカップとふくらはぎの問題による離脱を経て、大晦日のフルアム戦以来、ちょうど3か月ぶりに出場。左SBとしてマッチアップしたジェレミー・ドクや、リーグ得点王の主砲アーリング・ハーランドの前に、粘り強い守備で立ちはだかり、完封に貢献した。

ただ、試合勘の問題からか、クリアミスでCKを与えてしまうなど、らしくないプレーも。今後に向けて改善の余地を残した。

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そんな日本代表DFに対し、地元メディア『The Standard』と『football.london』は採点記事で6点を付与。それぞれ「ジェレミー・ドクの脅威を止めるために出場し、堅実なプレーを見せた」「ドクの脅威をほとんどシャットダウンしたが、少し簡単にコーナーを与えてしまった」と綴った。

一方、『Squawka』は4点に留め、「2024年、アーセナルでの初出場。だから動きが鈍く見えるのは仕方ない」とのみ綴った。

次節はわずか3日後、橋岡大樹が加入したルートンとのホームゲームだ。サムライ対決としても注目を集める一戦で、冨安はスタートからピッチに立ち、完全復調をアピールできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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