群馬県館林市内のアサヒ飲料群馬工場で製造する「カルピス」をイメージした東武鉄道の特急列車「りょうもう『カルピス』EXPRESS」の運行が31日、始まった。同日午前10時20分ごろ、ツアー客ら150人を乗せた浅草駅発の臨時列車が同市の館林駅に到着した=写真。
アサヒ飲料(東京都墨田区)と東武鉄道(同)が企画し、列車に青いストライプや水玉模様を施した。1編成6両を約3年間、毎日運行する。
同工場などを巡るツアーに千葉県船橋市から家族で参加した田中康惇君(6)は「本当にカルピスみたいな色で格好良かった」と大喜び。父の康貴さん(49)は「なるべく長い間運行してほしい」と話した。
館林駅では多田善洋市長や西村衛工場長、安生和宏駅長、ミス館林フラワーレディの鈴木綾音さんらが横断幕を持って出迎えた。