日本産のホップを使用したビールの考察(前半)

はじめに

あくまでも個人的独断による意見ですので了承してください。
今回は日本産のホップを使用したビールについて考察(前半)したいと思います。

世界から見る日本のイメージ

現在、日本は世界から自動車大国の1つです。
しかし、映画「零戦燃ゆ」の中で開戦当時、フィリピンを統治責任者だったダグラス・マッカーサー (戦後マッカーサー元帥)が真珠湾攻撃も日本軍の攻撃はなく、でたらめと決めつけていました。そして、彼が「台湾(当時日本)からフィリピン迄片道500マイル(約800キロ)ある。自動車を満足に作れない日本人が航続距離の長い戦闘機を作れるわけがない。 」と発言した直後に日本の零戦と爆撃機によりフィリピン米軍空軍基地が空襲を受けました。
つまり、日本は日露戦争や第一次世界大戦後、欧米に負けないよう技術を身に着けたのです。映画の中でも零戦の開発について観る事が出来ます。
戦後日本は自動車を生産する時に部品の規格化と排気量別(660cc~2000cc以上)の自動車を生産し、故障にも対応しやすく燃費の良い自動車を生産することで日本の自動車が売れるようになりました。これは、排気量と部品の規格化によるものと考えます。
例えば、外国の車の中で日本で言うところの「軽自動車」と言う概念はなく全てが自動車です。外国の車は、排気量や部品もメーカー独占の物が多く修理に時間がかかると言われています。

映画の表紙

アイスとビール

北海道の冬の寒さが厳し所でも道民は家は素より路上や車中でアイスを食べます。
ところで、アイスには4つのタイプに分類されていることはご存じでしょうか。
アイスクリームとは乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)入っているものを言います。
アイスミルクとは乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)入っているものを言います。
ラクトアイスとは乳固形分3.0%以上のもの(乳脂肪分の量は問われません)を言います。
氷菓とは上記以外のものを言います。
つまり、乳固形分と乳脂肪分の割合によって名前が異なります。ただ、一般の人はアイスと言って分類まで気にする方は少ないようです。

ラクトアイスを除くアイスの種類

ビールは麦芽と副原料とABV(アルコール度数)により税制上、ビールや発泡酒やリキュールに分類されます。
個人的には、せっかく日本産ホップを使用するビールを造るのであれば、使用率に基準を付けて表示記載すると良いと思っています。
例えば日本産ホップを使用したビールを「JH(ジャパン ホップ)」とします。
使用率1%未満なら無いの英語(ナッシング)の頭文字「N」を使いJHNとします。1%以上40%未満であれば、軽いの英語(ライト)の頭文字「L」を使いJHLとします。同様に40%以上80%未満であれば中くらいの英語(ミディアム)の頭文字「M」を使いJHMとし、80%以上は堅い(ハード)の英語の頭文字「H」を使いJHHとします。
この他にも使用率に合わせてロゴマークを開発しても良いかと思います。

さいごに

次回は日本産ホップを使用したビールについて考察(中間)世界のベルギービールに関するフェイスブックからみるIPAについて。苦めになるかと思います。
そして、最終回は前半と中間の考察を行いたいと思います。

参考文献および引用サイト

四つ葉乳業

© 一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会