日本ハムが下位打線の奮起で勝利! 岩本氏「新しいファイターズの戦い方だと感じている」

レギュラーをもぎ取りたい選手たちの活躍

31日、ロッテの佐々木朗希投手と対戦した日本ハムは下位打線の奮起が光った。下位打順で出場したのは7番・田宮裕涼、8番・水野達稀、9番・細川凌平。チーム9安打のうち6安打を放つなどチームの勝利に大きく貢献した。

31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹氏は「佐々木朗希攻略のためには球数を投げさせるのも1つのポイントか?」と番組MCの岩本勉氏から聞かれると、「だと思います。今日は7、8、9番の3人が球数を放らせましたし9安打のうち6安打を3人で打ちましたから。素晴らしいよね」と下位打線を絶賛。

さらに、5回に安打を放った9番の細川について「くさい球をなんとかファールにして、最後甘い球を仕留めるというかね、素晴らしかったと思いますね。」と打撃内容も含めて称賛した。

岩本勉氏は「なかなか追いつけそうで追いつけない試合が去年一昨年とあったんですけれども、今日、本当に象徴的だったのはいわゆる下位打線といわれる若手抜擢の選手たち。開幕戦も下位打線から先取点を取ったりだとか、チャレンジゾーンからレギュラーをもぎ取りたい選手たちの活躍がすごく見張るものがある。仁志さん必死さがすごい」

これに去年までDeNAで2軍監督を務めていた仁志敏久氏は「私も去年まで鎌ヶ谷とか横須賀で見ていた選手たちが躍動しているので、他チームとはいえ非常に嬉しいですね」と仁志氏ならではのコメントで喜びを語った。

すると岩本氏は「今まで与えられるレギュラー、与えられるポジションが目立っていたんですが、もぎ取ってる姿がね新しいファイターズの戦い方かと僕は感じております。」とチームの新しい姿に、シーズンを見据えた上での見解を述べた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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