「私たちは大恋愛に」熱いキスを交わす衝撃写真も!オノ・ヨーコと別居していた18カ月、ジョン・レノンと過ごした女性とは?

『ジョン・レノン 失われた週末』© 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved

ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていない、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれるプライベートな日々。その時期、ジョンはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのか—。「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか。その真実に迫る奇跡のドキュメンタリー『ジョン・レノン 失われた週末』が、5月10日(金)より日本公開される。このたび、日本版予告編と場面写真が一挙解禁となった。

50年の時を経て明かされる、真実の物語

ジョンとヨーコの個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを勤めていた中国系アメリカ人、メイ・パン。本作は、ジョンがヨーコの強い希望でメイと過ごすことになった、1973年秋から1975年初頭にかけての18カ月間を、メイ本人の証言によって描くドキュメンタリー。

ジョンの名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、ジョンとメイが互いの姿をとらえたプライベートな写真、イラストの名手として知られるジョンが贈ったユニークな描写の数々をふんだんに紹介しながら、若き日のメイがジョンと共にした忘れ難い日々を語る。彼女の目で見た素顔のジョン・レノンが生き生きと蘇る、ファンならずとも必見のドキュメンタリーとなっている。

「ヨーコは2週間しか続かないと思ってたけど私たちは大恋愛に」

予告編は、「史上最高のセッションだ、いくぞ」というジョンの掛け声につづき、「ポールとジャムったし あの頃いろいろやったよ」と語るジョンの映像、ビートルズ解散後の貴重なポール・マッカートニーとのツーショットが披露される。ジョンと元ビートルズのリンゴ・スター、エルトン・ジョン、デヴィット・ボウイらのプライベートショットが紹介されていく。

「1973年、ビートルズ解散後のジョン・レノン。オノ・ヨーコと別居していた『失われた週末』と呼ばれた18カ月。音楽的にも花開いたこの時期、ジョンはどこで何をしていたのか?」と語るのは、人気アニメや洋画の吹き替えで知られる声優の加瀬康之だ。50年の時を経て明らかになる、真実の物語の始まりを告げると、ジョンとヨーコの個人秘書を務めていたメイ・パンが登場。「ヨーコは彼を操る策を見つけた」「 “ジョンとうまくいっていないの。あなたボーイフレンドいないわよね。彼と付き合って”」と告げられたと明かす。ヨーコの発案で始まった「失われた週末」と呼ばれる時期を共に過ごした彼女は、「ヨーコの奇妙な発想は理解を超えていた。ヨーコは2週間しか続かないと思ってたけど私たちは大恋愛に」と発言、熱烈なキスを交わす衝撃の写真に驚愕必至。

「楽しみだったし、喜びだった。父さんとメイとの幸せな時間」と証言するのは、ジョンと最初の妻シンシアの愛息ジュリアン・レノン。メイの助けを借りて父と再会を果たした彼は、海水浴や遊園地を楽しんだ父ジョンとの思い出を語っている。映像は、本邦初となるプライベートな写真の数々が紹介され、ジョンが「僕にとってたった1つの答えは“愛”だ」と語る映像で締めくくられる。

貴重な場面写真は、ポスタービジュアルにも使用されている、煙草を片手に物思いにふけるジョンや、メイの助けで再会を果たした愛息ジュリアンを抱き海水浴を楽しむジョン、1974年にLAで撮影された、街へ繰り出そうとするジョンとメイ・パン、「失われた週末」のきっかけとなったジョンと別居中のヨーコ、「心の壁、愛の橋」製作時期に撮影されたジョンの微笑む姿、TVに出演しインタビューに答えるメイ、ジョンとメイとの思い出を語るジュリアンの近影、ジョンのアパートを訪れたデヴィット・ボウイとのツーショット、さらに、リンゴ・スターの「グッドナイト・ウィーン」(74)のレコーディング・セッションの模様をとらえた一枚。中央はプロデューサーのリチャード・ペリー、右端はローリング・ストーンズのツアー・メンバーとしても知られる故ボビー・キーズ。と、ビートルズファン、音楽ファン必見の貴重な9点となっている。

1973年秋からの18カ月、ジョンはどこで何をしていたのか—。「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか。その真実に迫る奇跡のドキュメンタリー『ジョン・レノン 失われた週末』、5月10日(金)より全国順次ロードショー。

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