川崎市制100周年 ブルーインパルスが飛行 6月29日、等々力緑地上空に 川崎市川崎区・川崎市幸区

航空自衛隊のブルーインパルス=市提供

今年7月1日の川崎市制100周年を記念し、航空自衛隊のブルーインパルスが6月29日(土)に等々力緑地上空を飛行する。記念事業を計画する実行委員会が、3月25日に中原区内で開催した第4回総会で発表した。

ブルーインパルスは、宮城県松島基地の第4航空団に所属する第11飛行隊の愛称で、国民的行事などに華麗なアクロバット飛行を披露する専門チーム。6月29日は等々力緑地で祝賀イベント「かわさき飛躍祭」が企画され、SHISHAMOやsumikaによる音楽フェスや川崎フロンターレの記念試合などが予定されている。ブルーインパルスがこの記念日直前の祭典に花を添える。飛行する時間や経路は今後調整するという。

新サポーターに「KD」

また今回、100周年を盛り上げるスペシャルサポーターに、ダンスDリーグで活躍する「カドカワドリームズ(KD)」を新たに任命。総会参加者の前でパフォーマンスを披露したメンバーに、委員会会長の福田紀彦市長は「昨年度のチャンピオンシップで優勝した人気チーム。地域活動にも積極的だし、若い世代に100周年を広める上でも力強い仲間が加わった」と期待を込めた。

総会には東京都市大学環境学部特別教授の涌井史郎氏が顧問として訪れ、周年企画と同時開催する全国都市緑化かわさきフェアについて「市内3会場で各地域の特性をいかして実施するのは多様性の表れ」と評した。

市長から任命書を受け取ったKDメンバー

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