琉球舞踊や器楽合奏を披露 250人、成長見せた こども芸能祭閉幕 那覇市・タイムスホール

鮮やかな衣装に身を包み「スーリ東」を踊る琉舞美和の会の子どもたち=31日、那覇市・タイムスホール(古謝克公撮影)

 第44回沖縄タイムスこども芸能祭(主催・同実行委員会、沖縄タイムス社。協賛・沖縄明治乳業)が31日、那覇市久茂地のタイムスホールで閉幕した。30日から2日間の会期中、幼稚園児から中学1年生までの約250人が出演し、元気よく琉球舞踊や器楽合奏の練習の成果を披露した。(5日付紙面で写真特集)

 芸能祭では5、7年連続出演を果たした44人が表彰された。7年連続出演の川田結稀さん(13)=光史流太鼓保存会=は「太鼓は打ち方を覚えるのが楽しい。(沖縄タイムス伝統芸能選考会の)新人賞も頑張りたい」と笑顔で話した。

 島袋光晴実行委員長は「未来を託す子どもたちの成長を見るのが毎年楽しみだ。来年は45回目の節目を迎えるので、記念になることを考えたい」と語った。(社会部・真栄里泰球)

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