まだら牛、TRPGシナリオ「狂気山脈」の展覧会をPARCOで開催

クリエイター・まだら牛さんが手がけるTRPG・マーダーミステリー発のシナリオ「狂気山脈」シリーズの展覧会「狂気山脈からの呼び声」展が、全国4都市のPARCOで開催される。

4月から池袋PARCO、5月から札幌PARCO、9月から心斎橋PARCO、11月から名古屋PARCOでそれぞれ開催。会場では展示のほか、限定グッズなどを販売する。

まだら牛の代表作『狂気山脈 〜邪神の山嶺〜』

クトゥルフ神話の創始者、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさんが残した代表作の一つ『狂気の山脈にて』。

その設定を下敷きに、まだら牛さんがつくり上げたTRPGシナリオが、『狂気山脈 〜邪神の山嶺〜』だ。

初出は2017年にニコニコ動画に投稿された動画「登山家たちのクトゥルフ神話TRPG」。このシナリオが高く評価され、マーダーミステリーや舞台など、様々な形で作品を展開。

アニメ映画化を目標とした2度のクラウドファンディングでは、合計3億円以上の支援を集めた。

PARCOの展覧会「狂気山脈からの呼び声」展

今回PARCOが開催する展覧会「狂気山脈からの呼び声」展では、まだら牛さんによる「狂気山脈」シリーズの世界観を表現。

会場では巨大スクリーンで物語の舞台となる狂気山脈の映像を公開。登山者や冒険者になったような体験を味わうことができるという。

さらに、入場時に特典として配布するハンドアウト(TRPGで遊ぶ際、ゲームに必要な情報をまとめた資料)に書かれたミッションをクリアする参加型企画も用意。展示の終盤には、ミッションの答え合わせをするエンドカードが配布される。

また、展覧会に合わせて描き下ろしたシリーズ登場キャラクター(K2、穂高梓、コージー・オスコー)の限定グッズの他、Tシャツやマグカップなどを販売する。

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