全国選抜少年剣道 小学生1800人が熱戦 茨城・水戸

熱戦を繰り広げた第65回全国選抜少年剣道大会=水戸市緑町

第65回全国選抜少年剣道大会(水戸東武館主催)が31日、茨城県水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで開かれた。全国の小学生剣士約1800人、354チームが参加し、日頃の鍛錬の成果を競った。

今回は、同館の創立150周年記念大会。開会式で小澤智館長は「今後も少年剣道の発展のため頑張っていく」とあいさつ。その後、選手による「勉強します」「剣道します」「よい行いをします」という、同館の「三誓願」の声が会場に響き渡った。大会は5人一組の団体戦で、3ブロックに分かれてトーナメント戦を行った。勝ち上がった3チームで総当たり戦を行い、2勝した洗心道場(愛知)が優勝した。

出場した、いばらき少年剣友会の師岡歩君(12)=水戸市=は「中学に進んでも、きょうの課題を生かしていきたい」と感想を話した。

県勢の入賞チームは次の通り。

▽敢闘賞 益水館、いばらき少年剣友会、結城尚武館

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