【NBA】八村塁が20得点&10リバウンドで今季3度目のダブルダブル!レイカーズもネッツに快勝を収める<DUNKSHOOT>

現地時間3月31日(日本時間4月1日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地バークレイズ・センターでブルックリン・ネッツと対戦。116-104で勝利を収め、今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の42勝33敗(勝率56.0%)とした。

両軍のスターターは、レイカーズがディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスという不動の5人。対するネッツはデニス・シュルーダー、キャム・トーマス、ミケル・ブリッジズ、ドリアン・フィニー・スミス、ニック・クラクストンがスターティングラインナップに並んだ。

試合はレイカーズが開始から17-0のロケットスタート。ネッツは11本連続でフィールドゴールをミス、5分39秒にクラクストンがようやく初得点と完全に出遅れてしまう。第1クォーターを31-11で終えたレイカーズが試合の流れを掌握すると、続く第2クォーターにさらに点差を拡げ、67-44と大量リードで試合を折り返した。
このままレイカーズが快勝を収めるかと思ったが、ネッツも粘りを見せる。第3クォーター中盤に12-2のランを繰り出すと、終盤にはトーマスの4ポイントプレーも飛び出し、79-90と11点差まで接近してラスト12分に突入。勝負の行方はまったくわからなくなる。

この嫌な流れを断ち切ったのは、やはり“キング”レブロンだった。勝負所で立て続けに3ポイントやレイアップを決め、第4クォーターだけで17得点と爆発。食い下がる相手に引導を渡し、チームを勝利に導いた。

八村は第1クォーター残り10分6秒、リーブスとのツーメンゲームからゴール下でアシストを受けワンハンドダンクを炸裂させると、残り8分35秒にはトランジションでラッセルのパスをもらい、左コーナーから3ポイントをヒット。チームのロケットスタートに貢献し、残り4分18秒に一度ベンチに下がった。

第2クォーターは頭から登場し、残り11分15秒にラッセルとのツーメンゲームからキャメロン・ジョンソンのファウルを誘発、フリースローを獲得(2本成功)。残り8分13秒にはラッセルとのハイローから、強烈なボースハンドダンクを叩き込んだ。
さらに残り6分53秒、シュルーダー相手にミスマッチを突き、パワフルなポストプレーからショットを試みてゴールテンディングを引き出す。残り5分34秒には左ベースライン上でドライブを仕掛けレイアップを成功と、前半だけで12得点を奪取した。

スタートからコートに立った第3クォーターは残り9分52秒、ゴール下に走り込んでラッセルのパスを受け、ショットを試みトーマスのファウルを誘発。当たり所が悪かったか苦悶の表情を浮かべるも、きっちりとフリースローを2本とも沈めてみせる。
第4クォーターは残り8分38秒、リーブスのパスを受けアリウープをお見舞い。残り7分39秒にはジャブステップから得意のミドルジャンパーを沈めると、残り1分30秒には巧みなステップバックジャンパーをヒット。勝敗が決した後もベンチメンバーとともに最後までコートに立ち続けた。

最終的なスタッツは、37分23秒のプレータイムで20得点(フィールドゴール8/12、3ポイント1/4、フリースロー3/4)、10リバウンド、4アシスト、1ブロック。今季11度目の20得点超え&3度目のダブルダブルをマークした。

レイカーズの次戦は中1日空いて4月2日、敵地スコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズと対戦する。アウェー6連戦も残り2試合、どちらも勝利しいい流れのままホームへ戻りたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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