安徽省蕪湖市繁昌経済開発区の特殊車両メーカー、安徽愛瑞特新能源専用汽車の工場で、新エネルギー電動清掃車を組み立てる従業員。（2月17日撮影、蕪湖＝新華社配信/肖本祥）
【新華社合肥4月1日】中国安徽省統計局はこのほど、同省の1～2月の経済統計を発表し、経済運営は安定したスタートを切ったと指摘した。一定規模（主要業務の年間売上高2千万元、1元＝約21円）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は前年同期比8.3％増で、伸び率が2023年通年を0.8ポイント上回った。うち採鉱業が3.9％増、製造業が8.9％増、電力・熱・ガス・水の生産・供給業が8.3％増となった。
固定資産投資は7.4％増となった。分野別では、製造業が26.1％増、インフラが13.4％増、不動産開発が14.3％減だった。産業別では、1次産業が30.5％、2次産業が27.9％、3次産業が3.9％それぞれ増加した。ハイテク産業は41.7％増で、うちハイテク製造業が47.5％増、ハイテクサービス業が18.9％増だった。
限度額（主要業務の年間売上高500万元）以上の小売企業の消費財小売売上高は6.0％増となった。事業所の所在地別では、都市部が5.8％増、農村部が13.5％増。消費分野別では、商品小売が5.6％増、飲食収入が10.2％増となった。
2月末時点の金融機関の人民元建て預金残高は前年同期比8.6％増の8兆6千億元、貸出残高は14.5％増の8兆1千億元だった。
