「新たな使い道の発想を」 3R作品展 200点が並ぶ/岡山・津山市

「身近にあるもので出来る3R作品展」が岡山県津山市の津山圏域クリーンセンター・リサイクルプラザで開かれ、せん定木などの端材で創意を凝らしたアイデア作品に来場者が見入っている。12日まで。

資源の3R(減量、再使用、再生利用)の取り組み、提案を兼ね、鏡野町内の愛好者でつくる「郷木彫うふふ倶楽部」のメンバー7人が約200点を出展。

ヒノキやきんもくせいのコースター、ナンテン寄木細工のペンダント、小枝を生かしたボールペン、さまざまな樹種の小枝をあしらったつい立も面白い。かつては同町特産品とされた「沈彫」で描き出した雪ウサギ、着色した木口切りの端材を並べて表現した絵画風の作も並ぶ。

浅山美幸代表(68)=同町原=は「木を生かした作品を見ていただくとともに、素材を手にとって新たな使い道の発想を膨らませてもらえたら」と話している。

ナンテン寄木細工のペンダント

© 津山朝日新聞社