「稲佐山ロックフェス」7日初開催 PERSONZや相川七瀬など出演 ミドル世代に「刺さる歌」を

ポスターを手に「稲佐山ロックフェス」をPRする「エンタメで地域創生『いなロック実行委員会』」の志田代表(右)と「NAGASAKI Z BAND」のボーカル城尾=長崎新聞社

 「ミドル世代に刺さるROCKをお届け!」をテーマにした野外ロックフェス「INASAYAMA ROCK FESTIVAL(稲佐山ロックフェス)」が4月7日午後1時から長崎市の稲佐山公園野外ステージで初めて開催される。1980年代から90年代にかけて日本のロックシーンをリードしたPERSONZ、相川七瀬をはじめ、地元長崎のバンドなど計6組が出演。オープニングアクトとして活水中・高吹奏楽部など4組が花を添える。
 長崎のロック好きの有志4人でつくる「エンタメで地域創生『いなロック実行委員会』」主催、長崎新聞社など後援。同実行委の志田信也代表(38)は「働き盛りの40代から60代が楽しめる野外ライブで長崎を盛り上げようと企画した。飲食ブースも設けるので、花見がてら訪れてほしい」と呼びかけている。
 「PERSONZ」は代表曲「DEAR FRIENDS」、相川はデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」などで一世を風靡(ふうび)し、今もなおパワフルなステージでファンを魅了している。
 このほか大阪の「REBECCA」のコピーバンド「Berry-becca」、長崎からはオールディーズバンドの「Long Tail」と「TARNA&Y,N,T」、矢沢永吉の曲だけを歌う「NAGASAKI Z BAND」も登場する。
 実行委のメンバーでもある「NAGASAKI Z BAND」のリーダー&ボーカルの城尾和幸(55)は「地元のライブハウスなどで活動してきたが野外ライブは初めて。心に刺さる歌を届けたい」と意気込んでいる。

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