ラグビー国際試合に臨むジャパンXV 白丸(筑波大)と亀井(明大)がメンバー入り 長崎北陽台高出身

U20日本代表候補を軸に編成したジャパンXVのメンバー入りした白丸(右)と亀井=長野県上田市菅平

 日本ラグビー協会は3月29日、パシフィック・チャレンジ2024(4月10~20日・サモア)に出場する日本代表予備軍「ジャパンXV」の遠征メンバー28人を発表し、長崎北陽台高出身のロック白丸智之祐(筑波大2年)とフランカー亀井秋穂(明大2年)が選出された。チームは5日にサモアに出発。トンガA代表戦をはじめ、計3試合に臨む。
 日本と南太平洋3カ国の準代表強化を図る大会で、日本は7月のU-20世界選手権に向けて強化中のU-20日本代表候補を軸に編成。白丸、亀井のほか、FB矢崎由高(早大2年)、明大のSO伊藤龍之介(明大2年)ら、前年度の高校日本代表が順当に選ばれた。今回は「オーバーエージ枠」として、2月の日本代表合宿に参加したフッカー佐藤健次(早大4年)、ロック青木恵斗(帝京大4年)ら、大学4年生4人も招集された。
 白丸は身長185センチ、体重106キロ。亀井は身長191センチ、体重84キロ。高校時代は2人とも3年連続で冬の全国高校大会(花園)に出場。2、3年時に8強入りを果たしている。そろって高校日本代表にも選ばれ、昨年3月にアイルランドへ遠征した。
 大学入学初年度の昨季から、レギュラーとして活躍している白丸は「貴重な経験をする機会をいただいて感謝している。いいチャレンジの場として、一生懸命頑張りたい。中学時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた亀井とともに選出されたこともうれしい。これからも良きライバルとして高め合っていきたい」と意気込んでいる。

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