東京都は、トラックドライバーへの時間外労働の上限規制が適用されることで輸送力が不足し、物流が停滞してしまうことが懸念されるいわゆる「2024年問題」への対応として、運送事業者らと連携し、再配達削減などの物流効率化に向けたプロジェクトを打ち出しました。
東京都が運送事業者らと連携して進めるのは、新プロジェクト「東京物流ビズ」で、再配達削減など物流の効率化を目的としています。
東京都によりますと、このプロジェクトでは、玄関前に荷物を置く「置き配」用のバッグの配布支援や、貨物車が効率的に荷さばきができるよう無償で駐車スペースの提供を行うほか、運転手の負担軽減のため輸出入コンテナの国内輸送手段を鉄道や船舶に転換する「モーダルシフト」に取り組む事業者にも助成するということです。
小池知事：「東京を持続可能な都市とするためにも、物流の効率化は待ったなし。『みんなで守る物流の未来』を合言葉にして、ともに進めてまいりましょう」
