佐野市の一般廃棄物の最終処分場跡地で整備が進められてきた公園が完成し、27日開園式典が開かれました。
東北自動車道の「佐野・藤岡インターチェンジ」からおよそ2キロの距離にある佐野市高萩町に誕生したのは新都市中央公園。一般廃棄物最終処分場の跡地を活用し、2012年度から整備が進められてきたもので総事業費はおよそ5億7千万円です。
公園では散策やスポーツ、レクリエーションを楽しむことができます。また、園内には災害時にトイレとして利用できる「マンホールトイレ」や煮炊きのためのかまどして利用できる「かまどベンチ」が設けられていて災害時の一時避難場所として活用できる防災機能を備えています。
ネーミングライツ・パートナーは宇都宮市の住宅メーカー・グランディハウスで林裕朗社長が式典で愛称を発表しました。
「グランディ新都市セントラルパーク」という愛称は、人々の憩いの中心の場となる公園としてさらなる発展を期待し名づけられました。
式典のあとは、近くの保育園の子どもたちおよそ40人が青空の下、満面の笑みで遊ぶ姿が見られました。