中国国家開発銀行。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京4月1日】中国国家開発銀行はこのほど、「第14次5カ年規画（十四五、2021～25年）」期間に入って以降、東北地域に4千億元（1元＝約21円）以上を貸し出したと明らかにした。
同行は科学技術イノベーションや産業構造のモデル転換と高度化、食糧安全保障、生態環境の安全保障、インフラ、「三大プロジェクト」（保障性住宅＝政府が支援する低・中所得者向け住宅の建設、平時・非常時両用の公共インフラ建設、城中村と呼ばれる都市開発の過程で取り残された村落の改造）、対外開放協力などの重点分野に対する中長期的な融資を強化し、東北地域の全面的な振興を支えてきた。2023年の東北振興向け融資のうち、5年以上の中長期貸出の割合は58％を占めた。
同行の担当者は次の段階として、中長期投融資の機能を十分に発揮し、金融商品とサービスを充実させ、東北地域の全面的な振興における重点分野への融資に引き続き取り組み、中長期資金による東北地域の経済・社会の質の高い発展向け支援を強化していくとした。
