第96回選抜高校野球大会で初優勝した健大高崎の選手らは決勝から一夜明けた1日、地元群馬へ向けて大阪市内の宿舎を出発した。
出発前に取材に応じた箱山遥人主将は「一夜明けて、改めて甲子園優勝というすごいことをしたんだなと実感した。自分たちのやってきたことが間違ってなかったと証明できた」と喜びを語った。青柳博文監督は「選手には普段の生活をしっかりして日本一にふさわしいチームになろうと伝えた。次はまず夏の甲子園に出ることだけに集中したい」と新たな目標を見据えた。青柳監督には祝福のメッセージが数百件届いたといい、「これから新幹線の中で返信します」と表情を緩めた。