宇多田ヒカル、新曲「Electricity」が伊藤忠商事CMソングに決定

伊藤忠商事CMキャプチャ

宇多田ヒカルの新曲「Electricity」が、伊藤忠商事CMソングに決定。宇多田ヒカル本人も出演するTV-CMが4月1日から放送が開始。

自身初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」の発売が今月に迫る宇多田ヒカル。アルバムに収録される新曲「Electricity」が伊藤忠商事CMソングに決定、宇多田ヒカル本人も出演するTV-CMが4月1日より放送開始となる。 CMの撮影は今冬・ロンドンで行われた。映像は“地球を外から眺めることのできる魔法の望遠鏡”をキーアイテムに展開、「おかげさまで」という、人と人、過去と未来をつなぐ魔法の言葉の存在が望遠鏡から見え、「おかげさまで」が、地球を回す力になればいいのに。」というメッセージを宇多田ヒカルのナレーションで届ける、といった内容になっている。 また、TV-CMの放送に先がけて、ティザーCM『おかげさまでが地球を』篇が3月25日より公開。両映像は、伊藤忠商事公式YouTubeで観られる。

宇多田ヒカル:インタビューコメント

――キャッチコピーの「おかげさまで」について感じられたことを教えて下さい 誰も一人では生きていけないので、日々の暮らしの中で身近な人にもそうじゃない人にも、それと今の瞬間に感謝してます。困った時こそそういうことを感じ易いので、困るような状況に陥ることも大事なことだなと思ってます。周りの人たちに頼れるようになってこそ、自立した人間になれたということだと思います。

――楽曲「Electricity」の歌詞に込められた思いを教えてください 私が自分の中から、人から、宇宙と地球から感じる不可視なエネルギーや波動とその不思議で強力な結びつきを表現しました。「SCIENCE FICTION」というアルバムタイトル通り、地球に移住してきたり観光に訪れた宇宙人二人が地球で出会うというSF物語のような設定の歌詞世界です。宇宙人の話を描いていたのに最終的に人類への気持ちとか、この世で人間として生きることの意味に辿りついて自分でもびっくりしたところで、完成しました。

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