[ニューデリー ３０日 ロイター] - インドのシタラマン財務相は３０日、今年１─３月期の国内総生産（ＧＤＰ）成長率が８％か、それを上回る数字になるとの見通しを示した。ムンバイで開かれた金融関連イベントでの発言。
シタラマン氏は、第４・四半期（１─３月）の成長率は８％もしくは８％超になると期待されると述べた上で「その結果として２０２３／２４年度（２３年４月－２４年３月）の平均も同じ伸びになるだろう」と付け加え、インフレ抑制の進展やマクロ経済の安定を理由に挙げた。
１－３月期ＧＤＰは５月３１日に発表の予定。
インドの第３・四半期（昨年１０─１２月）の前年比成長率は８．４％で、前期の７．６％から伸びが加速した。現段階では２３／２４年度の成長率は７．６％と見込まれている。
