宇都宮市を流れる鬼怒川では31日、5月下旬のアユ釣りの解禁に向けて、地元の保育園児などによる稚魚の放流が行われました。
稚アユの放流会は、地域の子どもたちにアユ釣りの文化を知ってもらおうと、宇都宮市石井町の鬼怒橋近くの河川敷で初めて開かれました。
このエリアを管理する県鬼怒川漁業協同組合と清原保育園の合同で行われ、8人の園児とその家族、それに関係者などおよそ50人が参加しました。
放流された体長5センチほどの稚魚は、栃木県漁業協同組合連合会が卵からふ化させ育成した三重県・七色ダム湖産系のアユで、追いも良く病気にも強く、県内の半数以上の漁協でも採用されているといいます。
県鬼怒川漁協平石清原支部の担当エリアのアユ釣り解禁日は、5月26日の予定です。