小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントの問題で、広島県内で5人目の健康被害の相談があったことが分かりました。
県によりますと、先月29日、安芸高田市在住の60代女性から、県の西部保健所に健康被害の相談があったということです。
女性は、回収命令が出ている小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメント、3商品のうちの1商品を摂取し、一時入院して現在は退院し、腎機能障害で通院治療中だということです。
小林製薬の「紅麹」を巡っては、これまでに広島市で2人、福山市で2人の健康被害が明らかになっています。