米AT&T、闇サイトへの顧客情報流出を調査中

[30日 ロイター] - 米通信大手AT&Tは30日、顧客情報が2週間前にダークウェブ(闇サイト)へ流出したため調査中だと発表した。暫定的な解析によると現在の顧客約760万人、元顧客6540万人の情報が流出した恐れがある。

流出した情報は2019年かそれ以前のものとみられる。AT&Tのシステムが不正なアクセスを受けた証拠はないという。流出元がAT&Tか外部ベンダーかは分かっていない。 事業に実質的な影響は出ておらず、流出元の特定を続けているという。

AT&Tは2月に通信障害が発生して国内の数千人で通話やメッセージ送信に支障が生じ、当局が調査に入った。

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