群馬・甘楽町で武者行列 俳優・浜野謙太さんが信雄役で参加

 群馬県甘楽町の春の風物詩「城下町小幡さくら祭り」が31日、同町の甘楽総合公園を主会場に開かれた。メインイベントの「武者行列」では、武将や侍女に扮(ふん)した約240人が城下町の面影が残る街並みを練り歩いた。

 一行は国名勝「楽山園」を“出陣”した後、小幡八幡宮や織田宗家七代の墓を巡る約4.5キロを練り歩いた。道中で「エイエイオー」と勝ちどきを上げると、沿道から歓声が上がった。

 昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で、小幡藩を築いた織田信雄役を務めた俳優の浜野謙太さんが特別ゲストとして参加し、甲冑姿でファンの声援に応えた=写真

 同公園では浜野さんによるトークショーなども行われ、大勢の来場者でにぎわった。

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