ビーチで入社式「チャレンジしながら働いて」 沖縄大手ホテルかりゆし、新人10人を歓迎 コロナの影響で4年ぶり

新入社員に社章を渡すかりゆしの玉城智司社長(左から2番目)=1日、沖縄県名護市のかりゆしビーチ

 新年度が始まり、多くの新社会人が新たな一歩を踏み出した1日、沖縄県内大手ホテルのかりゆし(玉城智司社長)は沖縄県名護市のかりゆしビーチで入社式を開き、新入社員10人を歓迎した。

 入社式は新型コロナの影響で4年ぶりの開催で、2023年度と24年度入社を対象にした。紅型をあしらったさわやかなかりゆしウェアに身を包んだ新入社員らは、緊張と希望の入り交じった表情で社会人としてのスタートを切った。

 玉城社長は「皆さんはわれわれにはない感性と若さがある。自信を持ってチャレンジしながら働いてほしい」と期待した。

 新入社員代表であいさつした山城花凜さん(20)は「中学生の時にオーシャンスパでの結婚式に参列して夢が変わるほど感動した。あの時のスタッフのように誰かに感動を与えるウエディングプランナーになりたい」と決意を見せた。(北部報道部・松田駿太)

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