19都府県警で免許発行障害 全て復旧、回線容量超過か

警察庁

 警視庁や大阪府警など19都府県警で1日午前、システム障害で運転免許証の発行ができなかったり、発行に遅れが出たりしたことが、警察庁への取材で分かった。午前中に全て復旧した。システムの通信量が回線の容量をオーバーしたことが原因の一つとみられ、容量を調整したことで解消した。

 運転免許に関するシステムは各都道府県警が管理していたが、警察庁のシステムへの移行を進めている。今回、障害が起きた19都府県警は既に移行済みだった。

 免許証の発行トラブルは、2月29日にも神奈川、新潟、岡山、愛媛の4県警で発生。29日が4年に1度のうるう日で、免許作成機の日時に関する機能がエラーを起こした。

© 一般社団法人共同通信社