ランドローバー、新たな旗艦『ディフェンダー・オクタ』を220台限定導入。V8ツインターボMHEVを搭載

 新たなグループ戦略に則し、単独ブランドとして歴史を刻み始めたランドローバーの『DEFENDER(ディフェンダー)』にて、歴代最高峰のパフォーマンスを誇る旗艦モデル『ディフェンダー・オクタ』が登場。V8ツインターボのマイルドハイブリッド仕様ガソリンエンジンや、ピッチ&ロールを制御する6Dダイナミクスサスペンションなどを備え、日本では限定220台で3月26日より予約受注が開始されている。

 イギリス発の「オリジナル・アドベンチャー・ブランド」として再出発を切ったディフェンダーに、新しいハイパフォーマンス・オールテレイン・モデルのフラッグシップが導入される。

 この『ディフェンダー・オクタ』はラインアップのなかでもっともタフで走破性能が高く、ラグジュアリーなモデルとして位置付けられ、その“OCTA”という名称も、このモデルのキャラクターを反映させるべくダイヤモンドの八面体形状(octahedron)からインスピレーションを得ている。

 新たに採用された丸形のダイヤモンド・グラフィックは、このモデルがDEFENDERのフラッグシップであることを象徴し、インテリアやエクステリアのさまざまなコンポーネントに掲げられる。

 各シグネチャー・グラフィック・パネルには、機械加工とサンドブラスト仕上げを施したチタニウム・ディスクにグロスブラックのダイヤモンドが刻印され、自然界に存在するもっとも硬く希少性の高い天然物質であるダイヤモンドと、自然の状態での強度と耐食性に優れているチタニウムのバッヂは、今後すべてのディフェンダー・フラッグシップモデルに採用されるという。

 搭載されるパワートレインは“V8ツインターボ+マイルドハイブリッドガソリン”という記号のみが明かされているが、そのベースは現行ラインアップにも搭載される5リッターと予想され、脚元には初採用となる6Dダイナミクスエアサスペンションを組み合わせる。

 この油圧連動型の6Dダイナミクステクノロジーは、革新的なピッチ&ロールコントロール・システムを採用し、オンロードでの加速やブレーキング、そしてコーナリング時には車体を水平に近い姿勢で維持し、さらに過酷なオフロード走行時にはそれぞれのホイールトラベルとアーティキュレーションを最大化すると謳われ、オンオフを問わない高い走破性を予感させる。

 すでにこの『ディフェンダー・オクタ』はスウェーデンの雪と氷に覆われた道から、ドバイの砂漠、ニュルブルクリンクのターマック、モアブのロッククロールまで史上もっとも過酷な走行テストを行っており、その詳細なスペックや販売価格の全貌は2024年後半に公開予定。

 それに先立ち、日本を含む主要マーケットでは予約済みのユーザーを含む潜在顧客を対象にした招待制の特別プレビューイベント“ディフェンダー・エレメンツ”も予定され、日本では2024年6月下旬に開催予定となっている。

Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

新たに採用された丸形のダイヤモンド・グラフィックは、このモデルがDEFENDERのフラッグシップであることを象徴する
主要マーケットでは予約済みのユーザーを含む潜在顧客を対象にした招待制の特別プレビューイベント「DEFENDER ELEMENTS」も予定される

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