WTTチャンピオンズ仁川（2024年3月27～31日／韓国）が行われ、張本智和（智和企画）、早田ひな（日本生命）がシングルスでベスト8入りを果たした。
世界ランク上位の男女各32名で争われる今大会に、日本からは男子3名、女子4名がエントリー。
【試合動画】WTTチャンピオンズ2024 3月27日（水）～31日（日）開催！ 試合速報・トーナメント表
男子シングルスでは張本が唯一のベスト8入り。準々決勝では、世界ランク2位で現世界王者の樊振東（中国）から1ゲームを奪う健闘を見せたが勝利ならず。
またパリ五輪日本代表の戸上隼輔（明治大学）はブラジルのエース、カルデラノにフルゲームの末に惜敗。
戸上に勝ったカルデラノは準決勝で樊振東を下し、今大会準優勝を果たしている。
16歳の松島輝空（木下グループ）は1回戦で樊振東にストレート負けを喫した。
戸上隼輔 Photo:World Table Tennis
女子シングルスは、早田が準々決勝に進出。過去13戦して未勝利の絶対女王、孫穎莎（中国）に挑み、先に2ゲームを先取したものの、後半に巻き返されフルゲームで敗退。惜しくも初勝利はならなかった。
「世界ランク1位」を目指す伊藤美誠（スターツ）は1回戦をフルゲームで切り抜けるも、過去7勝0敗と相性の良い韓国選手に初黒星を喫して悔しい2回戦敗退となった。
15歳の張本美和（木下グループ）はスピーディーな両ハンドで1回戦を突破したが、2回戦は東京五輪女王の陳夢（中国）にストレート負け。
また初戦から孫穎莎に当たる組み合わせとなった平野美宇（木下グループ）も健闘及ばずストレートで敗れ、初戦敗退に終わった。
伊藤美誠 Photo:World Table Tennis
【各種目結果】
●男子シングルス
優勝：梁靖崑（中国）
準優勝：カルデラノ（ブラジル）
3位：樊振東（中国）、馬龍（中国）
ベスト8：張本智和（智和企画）、F.ルブラン（フランス）、林昀儒（台湾）、ゴジ（フランス）
●女子シングルス
優勝：孫穎莎（中国）
準優勝：王曼昱（中国）
3位：王芸迪（中国）、陳夢（中国）
ベスト8：早田ひな（日本生命）、ポルカノバ（オーストリア）、セーチ（ルーマニア）、チョン・ジヒ（韓国）
【日本選手の結果】
●男子シングルス
・張本智和【ベスト8】
準々決勝 1-3 樊振東（中国）
2回戦 3-2 オ・ジュンソン（韓国）
1回戦 3-0 荘智淵（台湾）
・戸上隼輔【1回戦敗退】
1回戦 2-3 カルデラノ（ブラジル）
・松島輝空【1回戦敗退】
1回戦 0-3 樊振東（中国）
●女子シングルス
・早田ひな【ベスト8】
準々決勝 2-3 孫穎莎（中国）
2回戦 3-1 メシュレフ（エジプト）
1回戦 3-2 バトラー（インド）
・伊藤美誠【2回戦敗退】
2回戦 2-3 チョン・ジヒ（韓国）
1回戦 3-2 リュウ・ヤンギ（オーストラリア）
・張本美和【2回戦敗退】
2回戦 0-3 陳夢（中国）
1回戦 3-1 チュ・チョンヒ（韓国）
・平野美宇【1回戦敗退】
1回戦 0-3 孫穎莎（中国）
