中森明菜、ベスト盤より36年前の未発表曲「HELLO MARY LOU」先行配信 5週連続セルフカバー企画も

中森明菜による36年前の未発表曲「HELLO MARY LOU」が、5月1日リリースの『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』より先行配信された。

本楽曲は、中森明菜のファンクラブ会員限定配信ラジオ『ALDEA RADIO』でオンエアされた未発表曲。本人の口から「5月1日、ベストコレクション!」と、デビュー42周年記念日の5月1日にリリースされる『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』にスペシャルボーナストラックとして追加収録されることが発表されていたが、問い合わせが殺到したことをきっかけに先行配信が開始された。

同曲は、1957年発表のアメリカの楽曲「Merry, Merry Lou」をもとにした楽曲で、1960年にカントリー歌手のジョニー・ダンカンが最初に歌唱したアメリカンポップス。1988年開催の中森明菜の全国コンサートツアー『Femme Fatale』のアンコールで披露されており、ライブ映像作品『Live in '88・Femme Fatale』にも収録されている。『ALDEA RADIO』でも明菜本人の口から、「コンサートで踊りまくりながら、バンドと一緒に、もうはしゃぎながら思いっきり歌ってた曲です!知ってるかわからないと思いますが、かけてみますね。覚えてる方は懐かしいなと思ってください。では、どこよりも先に皆様にお届けしたいと思います。ハロー・メリー・ルーです!」と語られた。

また、5月1日のデビュー42周年記念日に向けた発表も。5週連続セルフカバー企画の第1弾セルフカバーとして、1988年にリリースされた「TATTOO」が発表された。同曲はボディコン衣装とジャングルビートが特徴的な楽曲で、オリジナルの雰囲気を生かしつつ、ビートを変えたJAZZバージョンとして公開されるという。以後、4月10日、4月17日、4月24日、5月1日のデビュー42周年記念日まで5週連続で公開予定となっている。

さらに、JOYSOUNDによる映像コンテンツサービス『みるハコ』で、中森明菜が35年前に開催した野外アニバーサリーライブ『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23』の模様が、5月1日から6月30日までの期間中、対象機種『JOYSOUND X1』『JOYSOUND MAX GO』を導入の全国の対象カラオケルームにて配信される。

本映像を視聴するためのチケットは、1名あたり2,500円(税込、別途室料)で、本日4月1日から『みるハコ』WEBサイト特設ページにて発売を開始。また、全5種のうちいずれか1枚がランダムで付いてくる、限定ブロマイド付きのチケットも、1名あたり2,800円で用意されている。

加えて、2024年5月1日の中森明菜デビュー42周年と『ベスト・コレクション ~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』の発売を記念して、中森明菜デビュー42周年記念クリアファイル(本人の手書き感謝メッセージ&サインのプリント入り/A4サイズ)の特典付きで、中森明菜旧譜アルバム・キャンペーンの開催が決定した。

<中森明菜コメント>

36年越しに「HELLO MARY LOU」を発表させていただく機会をいただきありがとうございます。陽気な気分になれる楽曲です。覚えている方もそうでない方も聴いていただければ嬉しいです。

(文=リアルサウンド編集部)

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