小瀬村晶とローレンス・イングリッシュがコラボ作を発表 リード曲が日食の月影を映した映像とともに公開

自身のレーヘ゛ル「Schole Records」を主宰する傍ら、長編映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022)をはじめ映画やゲーム、舞台、CM音楽の分野でも活躍する作曲家の小瀬村晶と、オーストラリアを拠点に活動するアーティスト / 作曲家のローレンス・イングリッシュによるコラボレーション作品『SELENE』が5月31日(金)にリリース。アルバムより、リード・シングル「Thela」がオフィシャル・ビデオとともに公開されています。

傑作と名高い小瀬村の2007年作『it’s on everything』は、ローレンス・イングリッシユ主宰レーベル「ROOM40」傘下のアヴァン・ポップ系レーベルの第1弾作として発表。その後同作がリマスター再発される際も、ローレンスがマスタリングを手掛けるなど、小瀬村晶とローレンス・イングリッシュは親交をあたためてきました。

今回実現したコラボ作『SELENE』は、自然界の音と美学をミニマルなサウンドに織り込んだ音のタペストリーのような作品。ムーディーなアンビエント・サウンドの上に瞑想的なピアノのリフを重ねたリード・シングル「Thela」に今作のプロジェクトのテーマが表現されています。

また、公開されたオフィシャル・ビデオには、楽曲をより明確に伝えるために、実験映像作家のMalena SzlamによるチリのValle del Elquiで撮影された日食の月影とオーストラリアの砂と月を組み合わせた映像が使われています。

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