幻想的な空間 「津山城ナリエ」 光のオブジェなどに歓声/岡山・津山市

「津山さくらまつり」に合わせて岡山県津山市の津山城(鶴山公園)でイルミネーション「津山城ナリエ」が開かれている。飾られた約2万5000球のLEDライトが幻想的な雰囲気を作り出し、多くの人を魅了している。14日まで。

市民有志たちでつくる津山城Legend推進協議会(石井香里会長)が2021年から園内のイベントに合わせて行っている企画。紅葉の木が並ぶ北側の「モミジ谷」で実施しており、午後6時から閉園まで点灯している。

そのうちの一つ、石段を覆うように黄色いライトを飾り付けた「光の滝」は、流れ落ちる水のような光彩が目を引く。圧巻の眺めに訪れた人たちは歓声を上げて撮影を楽しんでいた。このほかをハートやテント型のオブジェを設置したフォトスポットもある。

家族と友人たち計7人で訪れた津山東中学校の岡田小苺さん(13)は「すごい迫力ですてき。写真映えがしてテンションもあがった」。妹の保育園児・笑和さん(4)は「とてもきれい。またみんなで来たい」と話していた。

園内に飾られたイルミネーションに見入る来園者

© 津山朝日新聞社