約8カ月ぶり復帰のミリトンが喜びと感謝のメッセージ 「この瞬間についてたくさん考えてきた」

ピッチに戻ってきたミリトン[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのブラジル代表DFエデル・ミリトンが喜びをあらわにした。クラブ公式サイトが伝えた。

2023年8月のラ・リーガ開幕節アスレティック・ビルバオ戦で、左ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負ってしまったミリトン。手術を受け、長期離脱を強いられていた。

しかし、今年3月に入ってからチーム練習に戻ったのが報じられ、4月中旬の復帰が視野に。さらに、カルロ・アンチェロッティ監督は「31日のアスレティック・ビルバオ戦で復帰できるかも」と3月15日時点でコメントしていた。

そのアスレティック戦ではアンチェロッティ監督の見込みどおり、ミリトンがベンチ入り。2点をリードする後半アディショナルタイムにはスペイン代表DFダニエル・カルバハルに代わって出場し、約8カ月ぶりの実戦復帰を果たした。

試合後、ミリトンは長いリハビリを乗り越えてピッチに戻ってきたことへの想いを告白。ファンへの感謝や、サンティアゴ・ベルナベウのビルバオ戦で復帰できた喜びについても語った。

「ファンのサポートに大きな喜びと幸せを感じている。ウォーミングアップに出た時、彼らの応援は説明できないほどの喜びを僕にもたらしてくれた」

「この瞬間についてたくさん考えてきた。困難な日々が続いたが、今は楽しむ時だ。僕の復帰はここ、ホームでなければならなかった。しかも、対戦相手は負傷した際のクラブだった。彼らとの対戦で復帰できたのは幸せなことだ」

また、自らをサポートしてくれたチームへの感謝も伝え、9日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、マンチェスター・シティ戦に目を向けている。

「僕らは言葉では言い表せないような集団だ。素晴らしいことだ…皆が応援し、サポートし、助けてくれる。そして彼らの愛を受け入れられることは光栄なことだ」

「理学療法士から家族まで、助けてくれた全ての人々のことを思い出す。とても難しい期間だった。さあ、シティ戦へ向かおう」

© 株式会社シーソーゲーム