インドネシアCPI、3月は前年比+3.05% 7カ月ぶり高水準

[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.05%だった。イスラム教のラマダン(断食月)期間中の需要増加を背景に、2023年8月以来の高水準となった。

ロイターがまとめた市場予想は2.91%の上昇。2月は2.75%上昇だった。前月比では0.52%上昇した。

統計局は、3月12日から始まったラマダン期間中の需要増加を反映したと説明した。

変動の激しい食料品価格は前年比10.33%上昇し、2月の8.47%から加速した。卵、肉、米など伸びが目立った。

コアインフレ率は1.77%。エコノミスト予想の1.70%、2月の1.68%を上回った。

統計局によると、3月の米の小売価格は前年水準を約20%上回っている。

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