早田ひなに14連勝の孫穎莎「早田は常に変化を求め向上する努力の人」と称賛

中国の孫穎莎(ロイター)

卓球のWTTチャンピオンズ仁川女子シングルス準々決勝で、世界ランク6位でパリ五輪代表の早田ひな(日本生命)を接戦で下した同1位の孫穎莎(中国)が、ライバルを称賛した。

早田は中国の大エースに対し奮闘。2―2と激戦で第5ゲームを迎えたが、一歩及ばず2―3で敗れた。これで通算成績で0勝14敗。高い壁となっている。

とはいえ、無敵の孫を大いに苦しめたのは事実。中国メディア「魯中晨報」によると、試合後に孫は早田について「早田と私は同世代で、コートで何度もプレーしている。彼女は常に変化を求め、あらゆる面で向上してる。また、非常に努力家。コツコツと頑張る人です。この試合に勝てたことはとても価値があること。今日の私たちのパフォーマンスは良かったし、エキサイティングなラウンドが多かった」と評価。見ごたえのある試合となったが、孫にとっても手応えの多い試合だったようだ。

パリ五輪での対決も注目される両者。早田がもっと孫を苦しめそうだ。

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