「本当に驚き」「あれがPKじゃないって?」古橋亨梧の“ノーペナルティ判定”に複数識者が苦言! 審判支持の宿敵OBに皮肉「違う試合を見ている」

結果的に勝敗に影響はなかった。だが、古橋亨梧が倒された場面が議論を呼んだのも確かだ。

セルティックは3月31日、スコットランドリーグ第31節でリビングストンに敵地で3-0と勝利した。2位レンジャーズとの1ポイント差を保ち、首位をキープしている。ただ、消化は宿敵より1試合多い。

前日の試合でレンジャーズが勝利しただけに、3ポイントが必須だった一戦。古橋は37分にペナルティエリア内で相手DFのマイキー・デブリンを先んじた際に倒された。だが、PKの笛は鳴らず、VAR介入によるオンフィールドレビューもなかった。

セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、OBのクリス・サットンは判定に納得ができなかったようだ。英衛星放送『Sky Sports』で、「主審がモニターを見にいくように言われなかったことが本当に驚きだ」と述べている。

「コンタクトがあった。キョウゴが先にボールにたどり着いた。だからPKだと思う。本当にね」

【動画】識者が異論!古橋亨梧が倒れるもノーPKとなったシーン
これに対し、レンジャーズOBのクリス・ボイドは、「何度も見て、それでも決断できない。つまり明確・明白ではないということだ」と、判定に疑問視すべきところはなかったと主張した。

すると、リビングストンOBのロバート・スノッドグラスが「あれはPKだ。あれがPKじゃないだって?」と異論。ボイドが「彼はコンタクトの前にすでに倒れていた」と述べると、サットンは「違う。君は違う試合を見ているようだ」と反対している。

2試合連続ゴールを目指していた古橋にとっては、判定に不満が残るかもしれない。ただ、チームが勝利したのは幸いだ。

次節は4月7日、レンジャーズとの直接対決となる。古橋やセルティックの面々は、過去を引きずらず、目の前の大一番に集中しているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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